皆さんこんにちは!
おかげさまで、トラベルクーラー先行販売のクラウドファンディングのお申込みが50件を超えました!
ありがとうございます。
引き続き、先行販売をおこなっておりますので、気になる方はぜひぜひご検討ください!
さて、今回はトラベルクーラーの開発秘話を皆様にお伝えしたいと思います。
トラベルクーラー作っているアントビーってどういう会社?
まずわたしたちアントビーの紹介を少しだけさせてください。
トラベルクーラー製造元であるわたしたちアントビー株式会社は、普段は業務用の電化製品 製造などを中心に行っているエレクトロニクスブランドです。
特に冷蔵庫の製造には力を入れており、環境循環小型冷蔵庫 Peltism は宿泊施設をはじめ、医療施設やエステなど多方面のお客様に好評いただいております。
トラベルクーラー開発のきっかけはお客様から
私たちアントビーがトラベルクーラーを制作したきっかけはPeltismという小型冷蔵庫ブランドのお客様の問い合わせでした。
オフグリッド(※1)な居住空間のために御社の小型冷蔵庫を改造したいんだけど、ソーラーにつないだら冷蔵庫は冷却しますか?
というエッジの聞いたご質問でした。
そもそも、改造した時点で保証は無効になりますし、なによりも事故の原因になります。
答えはもちろん

おやめください。
でした。
そうすると、そちらのお客様は
注意?禁止?どっちのおやめくださいですか?
とおっしゃったので

限りなく禁止に近いほうです。ただし、お客様がお金を支払って購入した製品ですので、最後の最後は自己責任になるかと思います。
お客様にはこの1点を伝えました。
そのときのお客様からのお返事は
大丈夫。自己責任でやるから
でした。
どのようにお伝えしても聞いてもらえないような不安が残ったのをよく覚えています。
この問い合わせから数日後・・・
冷蔵庫動いて冷却しているよ!
という喜びのお知らせのご連絡を頂きました。
正直、メーカーとしては複雑ではありましたが、その時はじめて、ソーラーで冷蔵庫を使いたい人が多いのではないか?というアイディアが生まれました。
※1 オフグリッド
コトバンク https://kotobank.jp/word/%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89-1812534
電力会社などの送電網につながっていない電力システム。太陽光発電システムの利用やご当地電力の取り組みなどについていう。独立電源。
いざ開発に乗り出すも苦難が…
このアイディアを元に開発を始めたものの、ソーラーでの発電は不安定であり、バッテリーとコンプレッサーを安定的に稼働させることには骨を折りました。
また、室内の冷蔵庫と違い移動しながら冷却をするため、衝撃などに強い素材を選択しつつ、保温性は高くするということには、失敗という経験が伴いました。
製作においてこだわった点
アイディアのきっかけが電気会社に縛られず、冷蔵庫を運用したいというお客様の声でしたので、発電+蓄電+冷却という自己完結する製品であることにはこだわりを持ちました。
その結果が、車のシガーソケット、家庭用電源からも蓄電ができるという汎用性をもたせることに成功をもたらせたと思います。
関連情報:トラベルクーラー優れた特徴